こちらの記事の続き(*^。^*)
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出羽神社(三神合祭殿)・参道2446段ヘロヘロ歩き編(笑)~出羽三山参り
出羽神社(三神合祭殿)・ようやく参拝編(爆)~出羽三山参り

さて。
翌日最初に参拝したのは、羽黒山・正善院黄金堂(*^。^*)

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案内板にもあるように、神仏習合時代の羽黒山は全山が寂光寺と呼ばれるお寺で、山頂にあって「大金堂」と呼ばれていた現在の羽黒山三神合祭殿に対し、麓のこちらを「小金堂」と呼び、共に山内の寺院として栄えていたとか(^_^)
そして例の神仏分離令(=神仏判然令)以降は、山を下りざるを得なくなったかつての御本尊さま達や、同じく五重塔に祀られていた仏様たち、更には仁王門(現随神門)を守られていた仁王さま達も、こちらにお移ししてお祀りしているというめちゃありがたいお堂だよん(*^。^*)

仁王門から境内を(*^。^*)

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境内図(いただいたパンフレットより(^_^))

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仁王さまたち(^_^)
(こちらはこの門のために作られた尊像(*^。^*))

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閻魔大王さまと書記官のお二人(*^。^*)

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いずれあちらの世界に行った時、閻魔様たちに呆れかえられないよう、今からでも精進せんとな(^^ゞ←(遅(^◇^;))

お地蔵様たち(*^。^*)

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本来は六体のところ、十体いらっしゃるのは、他のお寺から合祀されたため(*^。^*)

鐘楼(*^。^*)

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於竹大日堂の手前には石のお不動様が(*^。^*)

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お堂の由来は…

「今から四百年程前、日本橋大伝馬町の豪商、佐久間勘解由家に羽黒山麓出身のお竹さんという奉公人がおりました。黙々として陰日向なく働く奉公人のお手本となる方でした。人の嫌がる仕事を進んでし、人目につかぬ裏や下水の掃除にいたるまで、全てが自分の仕事であるかのようにこなします。その行いは人に褒められたり、認めてもらうためではありません。現在に感謝し、自然に感謝し、もったいない、ありがたいという美しい心から自然とあふれてくるものでした。


 やがて、江戸八百八町にお竹さんの名は広まっていきます。芝居の上演や、羽子板・凧にお姿を描かれたり、俳人一茶の作品に名前が登場したり、式亭三馬や十返舎一九の本が刊行されたりと、江戸時代の人々に崇拝信仰されていきました。


 その頃、武蔵国熊谷(埼玉県熊谷市)の乘蓮という羽黒山伏が出羽三山の参詣を続けておりました。そして三十三年目の満願の参詣を終え、玄良坊という宿坊で体を休めていると不思議な夢のお告げがありました。

「お前の信心をほめたたえ、生身の如来様を拝ませましょう。江戸大伝馬町の佐久間勘解由のもとに参り、お竹を拝め。大日如来の御化身であるぞ」と。
  乘連と玄良坊は江戸に上りお竹さんを拝みました。念仏三昧にはいっていたお竹さんは、その後まもなく昇天なさったそうです。


 お竹さん亡き後、佐久間勘解由は、生国の由緒ある出羽三山に於竹大日如来をお祀りし、一人でも多くの人々に拝んで知ってもらいたいと、佐久間勘解由が施主となり羽黒山別当天宥法印に願い、黄金堂境内にお堂を建立、「於竹大日如来」をお祀りいたしました。」

というもの(^_^)
羽黒山正善院黄金堂御開帳公式ブログより
元記事は→こちら(*^。^*)

紹介が逆になってもうたけど(^^ゞ、黄金堂参拝後にこちらもありがたくお参りさせていただいたよん(*^。^*)

そしてその黄金堂(*^。^*)

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堂内には、御本尊である三十三体の聖観音さま達と、先に書いた現随神門の仁王さま達をはじめとして、かつての出羽三山参拝道と同じ配置で安置された仏様たちがいらっしゃり↓↓(パンフレットより(^_^))

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こちらの後に於竹大日堂を参拝することによって、出羽三山にいらした全ての仏様たちをお参りできるという、とてもありがたい仕組みに(*^。^*)
当然ながら撮影禁止のため写真はないけど、京都の大仏師、善慶作と伝えられる仁王さま達から始まって、ぐるりと一回りしながら、色々な仏様たちにご挨拶できるのがとても嬉しくて、σ(^_^)達の他に人がいらっしゃらなかったのを幸い、般若心経もお唱えして(^^ゞじっくりと参拝させていただいた(^_^)
なお、境内&堂内については、事前にお寺の方がとても丁寧に案内して下さったよん(^_^)
ありがとうございました(*^。^*)

参拝後に黄金堂から境内を(^_^)

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んでは、続いて月山へGO~!!(*^。^*)
…ということで(^^ゞそちらはまた後日(^^ゞ

ではでは…今回も読んでいただいて、本当にどうもありがとうでした~(^_^)/~~