バッチリ前売り買って楽しみにしてたのに、コロナ禍で延期になってもうた「西国三十三所展」…このまま中止になってもうたらどうしようと心配しまくってたけど、何とか無事開催されたんで、この機会を逃したらあかんと本州に遠征(笑)
…と、書き出しが先記事と全く一緒やけど(爆)、ともあれ灼熱の京都に無事到着、コロナ禍と暑さでかつての1/10ぐらいしかおらんのちゃうんというほど人も少ない中、余裕でバス移動して「京都国立博物館」へ
館内レストランは営業休止中とのことやってんで、先に「前田珈琲」さんで…
ランチ(*^。^*)してから…
入場
何と待ち時間は0
受付で検温&消毒も済ませて、会場の「平成知新館」へ
今回の音声ガイドは、お馴染み(笑)みうらじゅん&いとうせいこう氏(^o^)
面白そうやってんけど…その反面、多分お2人の喋りに気を取られてじっくり鑑賞できんのではとの危惧が頭をかすめ(笑)、結局σ(^_^)はパスすることに(^^ゞ
(借りた夫が後で曰く「確かにそれで正解やったかも…」とのこと(笑)
ま、楽しみ方は人それぞれなんで、これはあくまでもσ(^_^)達の場合やけどな(^^ゞ
ちなみに、「高畑勲展」では2人とも借りて良かったと思ったよん(*^。^*))
エレベータで3階まで移動して…
いざ入場
終始密になることなくじっくりと鑑賞できた
で、感想。
んも~…本っっっ当に素晴らしかった
て…これまた「高畑勲展」の時と同じやけど(笑)ホンマにそれしか言いようがないんやもん、しゃ~ないって(爆)
まず第1に展示物の多さ、そして第2にその内容の豊富さと濃さ…各テーマに沿って、仏像・仏画のみならず、お経・縁起絵巻・参詣曼荼羅から、江戸時代実際に満願した人の納経帳に巡礼札まで…西国三十三所に関するあらゆる品々が多岐に渡って展示され、しかも国宝・重文のみならず、そのどれもがなかなか普段では間近に見ることができないようなものばかりという充実っぷり
かつて中国のある地方で作られていたという「刺繍経」なんて、(σ(^_^)が知らんかっただけかもしれんけど)初めて見たし、「佛」を金糸で、他を紺の糸で刺繍してるんやけど、どう目を凝らしても紺の方の糸目が見えんという驚異の緻密さにただただ感嘆するのみ…
他にも、紺地の絹に金銀泥で描かれた精巧な両界曼荼羅や、各仏様たちだけではなく、光背の色彩や模様も見事な観音曼荼羅、各お寺の参詣曼荼羅など、数多くの曼荼羅図が、どどんと吊り下げ展示されていて圧倒されるし、縁起絵巻はここぞという場所が広げられていて解説付き、更には超小さい字で書かれたお経「細字法華経」と、反対に大きく書かれた「大字法華経」が並べられてたり、那智山から出土したという、鋳造の仏様たちと三昧耶形で、実際に金剛界の立体曼荼羅が作られていたりと、展示の仕方にも工夫が凝らされていて本当に見ごたえあり
無論仏像・仏画の素晴らしさは言うまでもなく、松尾寺の御前立ち馬頭観音さまの玉眼の鋭さ、伝観音&勢至菩薩さまと伝えられる仏様たちの凜とした美しさ…をはじめとして、思わず見惚れつつ手を合わせたくなる仏様たちがたくさんいらっしゃり、混んでないのを幸い、じっくりと御尊顔を拝見できて嬉しかったよん
…ということで(^_^)
会場内を行ったり来たりして滞在すること実に4時間半(爆)、大満足の時を過ごすことができましたん
(そうそう…お土産の品揃えもなかなかグー(^-^)g""やったと思う(^_^)v)
その後は再度「前田珈琲」さんで休憩後…
流石に疲れたんで(^^ゞ、もうどこにも寄らずに帰宅(笑)
夕食は伊勢丹の地下で買ったお弁当で(^^ゞ
以上、まさに「草創1300年記念事業」の最後の年度にふさわしい展示会でしたん
ではでは…今回も読んでいただいて、本当にどうもありがとうでした~(^_^)/~~
※ぼちぼち参加中(^^ゞ